幼いお子さんを子育て中のお母さんが、最も気になること
特に初めての子育ての場合に、気になって仕方がないことが
「何歳までに、どんなことができるようになっていればいいのか」
ということだと思います。
まず子育ての前提として、
「人と・人の子と比べてはいけない」
ということが挙げられます。
これは決して忘れてはいけません。
<比べる>のではなく、「当たり前に一歩先を行く」ということを目標としましょう。
目次
常にリードし続けることは大切なこと
「幸せのための英才教育」を施していくうえで、
<常に周りよりもリードしている>ということは”必須”になります。
これには様々な理由がありますが、一番は「劣等感」を持たせないことが目的になります。
お母さん自身も、忘れないで欲しいことが
「優越感を持つ」よりも「劣等感を持たない」ことが重要であることです。
お母さん・お父さんの中には、「一度も嫉妬したことがない」という人はいないはずです。
「劣等感」は「嫉妬・妬み」につながります。
当たり前ですが、そういった感情は「マイナス」です。
できるだけ抱きたくない感情です。
劣等感は、性格を歪ませます。
そうならないためにも、「周りに遅れる」ということが無いようにしましょう。
また、先回りして知識を身に付けることは
「有利」になるという、至極当たり前のメリットが挙げられます。
目安として、小学校入学までに3年分、最低2年分はリードしておきましょう。
基本的に、公立小学校の授業(カリキュラム)は非常に簡単です。
とっても、とってもレベルが低いのです。
授業と同じレベルで勉強していたのでは遅すぎます。
イメージとしては、「掛け算」は小学校2年生で習う内容ですが
小学校に入学する時点で、「九九」は完全にマスターしておきたいです。
無理だと思いますか?
全く無理ではありません。
これから少しずつ、段階に合わせて解説していきます。
ニンゲンは人と比べてしまうものだからこそ
「女の子が感じる初めてのコンプレックス」
とについての、心理学的なお話があります。
これは冗談ではないのですが・・・
女性の根本的なコンプレックスは、「おち○ちん」がないこと。(らしいです)
物心つくかつかないかのタイミングで、お父さんと・男兄弟とお風呂に入った際に
「私が持っていないものを持っている」という「劣等感」を抱くようです。
どうしようもないことなのですが・・・
この例で重要な点は、幼い時期から”劣等感というものを感じることができる”という点です。
つまり、幼い時期から「人と比べる」という習性があるのです。
これはやがて、
- 出身大学
- 貯金の額
- バストサイズ
- 夫の収入
といったものに変わっていきます。
身に覚えがあるお母さんもいるのではないでしょうか?
時に劣等感は「反骨精神」につながりますが、
「劣等感からくる努力」というのは、基本的はNGであると考えましょう。
必ず、「人格の歪み」を生んでしまいます。
だからこそ、まずは”遅れをとらないようにしてあげる”ことが重要なのです。
<逆算>して順序通りに教えていく
これから「幸せのための正しい英才教育」を始めるめていくにあたり
まずは、大まかな準備として「3歳」という年齢を設定し
「3歳までにやっておきたい・マスターしたいこと」
として、そのための適切な準備とその意味を整理していきたいと思います。
この「年齢」と「できて欲しいこと」を基準にして、3歳以下のお子さんはここを目標に
3歳以上のお子さんの場合は、できるだけ早くマスターさせてあげることを心がけましょう。
少し、脅しのようになってしまいますが
「3歳でいいスタートを切れるか」は、非常に重要なことになります。
そして、スタートの前にもう一度・・・
「できない」というのは、お母さんの思い込みです。
これから先は、「我が子なら簡単なことか」という感覚に切り替えていきましょう。
つまりは「2歳」から
ここでは「3歳~3歳6ヶ月」の時点で、「ひらがな」と「20までの数字」を
読めるようにということを、1つの基準ラインとして設定したいと思います。
そして、”3歳くらいまでに”ということは
「2歳くらいから」始めなければいけないということです。
「2歳」というと、単語と単語をつなぎ合わせることによって
「文章」を作ることができるようになってくる年齢です。
「ブーブー」や「見る」という、”単体の言葉”ではなく、
「ブーブー、見たい」という、「意志」を伝えることができるようになり
「コミュニケーション」をとること、とれるようになる喜びを感じ始めます。
それと同時に、新たなボキャブラリーや意思表示法を爆発的に覚え始めるころであり
「人生の楽しさが分かって来る」時期でもあります。
「記憶」が<定着>し始めることで「記憶力」が生まれる
言葉をつなげることができるようになったことで、
”知能”にも、劇的な変化が生まれ始めます。
それは「記憶の定着」であり、
学習的な意味で、「覚える」ということができるようになります。
「言語能力」と「記憶力」というものは、非常に関連性が高いものになります。
正確には「単語」を覚え始めた時から、記憶の定着は始まりますが
今までは、「生きるためだけの・単純な記憶」でした。
「ママの顔」や「ママ」という意味は、生きるために必要だから覚えているに過ぎません。
これからは、学習に生かすことができる
「記憶するための記憶」ということができるようになります。
このように、知能学習につながる
劇的な変化が現れる時期がおおよそ「2歳~2歳半」になります。
まずは「認識」することから
「書ける」ようになるためには、まずは<認識>しなければなりません。
「記憶」というのは、「意味の認識」です。
大人にとっては当たり目のことですが・・・
「あ」という文字が「あ」という「意味」と「音」を表していることを認識するためには
自分やお母さんが普段「あ」と発音している時の
「あ」という「音を表している」ものが
「あ」という文字・形で表されている
ということを認識する必要があります。
禅問答のようですが・・・大人になってしまったら忘れている感覚です。
まずは、お母さんも覚える・記憶する過程を整理してみましょう。
認識しなければ<使う>ことができません。
そして、<読む>ことは”認識そのもの”なのです。
「3歳まで残り半年~1年」
という期間を考えれば、非常に簡単なことだと思いませんでしょうか?
ましてや、子供は大人よりも”はるかに”記憶力があります。
そして、
「ひらがな」だけでなく「かたかな」も
「20まで」とくくらず「100まで」も
可能であれば、どんどん前に進みましょう。
新しいことを覚える、ということは子供にとって「苦痛」ではなく「喜び」です。
詰め込むのではなく<与える>ことが、これからの人生に意味を持ちます。


”早い”は正義
子を持つ親であれば、一度は興味を持つであろう「究極の幼児英才教育」ですが
その始まりは、”早ければ早いほどいい”ということを前提になります。
”いかに有利なスタートを切るか”ということが、重要なのです。
一方、「早ければ早い程難しい」ということも事実です。
極端なことを言えば、生後3ヶ月ですでに始めるべきであり
始めることができる要素はたくさんあります。
しかし一般論で考えても、生後3ヶ月で英才教育を始めることは
「あまりにも酷」という意見が大半ではないでしょうか?
これは「人体実験」に近いものがあります。
冷戦時代の「旧東ドイツ」において、英才教育に関しては非常に研究が進められており
「才能がありそうな子(親が科学者等)」を集め、”徹底的に”英才教育が行われていました。
現在でもロシア・中国などにおいて、
特に「スポーツ」において、同じようなことが行われていることは有名であり
オリンピック選手のほとんどが、そういった機関から排出されています。
どの国でも「エリート養成機関」といったものは存在しますが、
実際には、「本格的に始めるには遅い」場合がほとんどです。
「世の中勉強だけではない」ことを忘れない
こういった、”早く始める”ことによるメリットは大きなものですが
人間は勉強をするために生まれてくる訳でもなく、
勉強ができること自体に、価値がある訳ではありません。
しかし、できた方が有利であることには違いありません。
しかし「頭がいい」ということ以外にも、生きるうえで大切なこともたくさんあります。
- 人間性
- 思いやり
こういったことを、決して犠牲にしないということも大切です。
「英才教育=スパルタ教育」というイメージを持つ人も多く、
また「英才(スパルタ)教育は情緒的・性格的によくない」というイメージもあり
教育方針に不安・疑問を持っているお母さんも多いと思います。
しかし、本来は「そのためのお母さん」ではないでしょうか?
「自発」という要素が鍵になる
「勉強する」ということは、年をとるにつれマイナスのイメージを持ちます。
中学校くらいには「勉強嫌い」になっていたお母さんも多いのではないでしょうか?
なぜ嫌いだったか思い出してみてください。
「できなかったから」という意見と同時に
「学ぶ」ではなく「教わる」
という感覚だったからではないでしょうか?
「学ぶ」ことは本来とても面白いことであり
「できるようになる」ことによって、余計に楽しくなってきます。
そして、それらは「自発的」な行動の結果である必要があります。
まずは家庭学習から
「幼児教育のスタート」と「スムーズな学習の持続」にとって、
学んでできるようになる過程
学ぶことは楽しいことという刷り込み
これらが、とても重要なものとなります。
刷り込みとは、いずれ”当たり前のこと”になり
いつまで経っても、勉強すること・学ぶことが好きな人間でいることができます。
そして、そのためには「大好きなママ」が「最初の先生」である必要があります。
よって家庭内での学習過程・環境が、初期教育にとって非常に重要なものになります。
もちろん、パパの参加も大きなメリットです。
パパとママは「加速器」であり、やがて<切り離す>時がくるまでに
自発的に・自力で。前向きに学習をする子になっていることが大切です。
小学校に入学するまでには、”歯を磨くように勉強する”ような習慣を目指しましょう。
そのために大切なことは、まずは「家庭内での学習習慣」を付けることです。